spark joy! こんまり全米・世界進出成功の理由

spark joy! こんまり全米・世界進出成功の理由

全米NO.1大ヒットの大ベストセラーを産み出し、Netflixのリアリティ番組でもはや全米だけでなく世界中にその名とサービスを轟かせている『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』でおなじみの近藤麻理恵さんの世界進出の成功の鍵は、「spark joy!」という絶妙な翻訳(ローカライゼーション)にあります。

KONMARIが全米と世界で受け入れられた最大の理由

こんまりの考え(片付け方)やサービス(片付けコンサルティング)がこれだけ世界に広まった最大の理由は、「spark joy!」をキーワードにしたことにあると考えています。

もちろん彼女のスキルや片付けに関する考え方というコンテンツの素晴らしさがあってのことですし、アメリカの文化や習慣に合わせて悩み相談を受けているし、外国人が思う日本人らしいビジュアルや言動も大切にして徹底したローカライズ戦略もしていますが、「心がときめく」モノだけを残すという基本姿勢を「spark joy!」と訳したことが最大の勝因のひとつとして絶対に外せません。

もし、これが普通の翻訳だったら、ここまでヒット(認知)されることはなかったと思います。

「片付けの本」はたくさん刊行されていても基本的にほぼ全て「How to 本」だったアメリカで、片付ける意味やモチベーションを問いかけるこんまりメソッドがハマり得たのは、「Does this spark joy?」という絶妙な翻訳があってこそ。

キーワードである「ときめき」を「spark joy!」と一度聞いたら忘れられないインパクトのある英語に訳したセンスの勝利と言えます。

認知されるためのネーミングは重要

サービスや商品でも名前を変えただけで、売り上げが何倍、何十倍にも増えたという話はよく聞きますが、名前のインパクトやイメージはわたしたちの行動心理に大きく影響します。

どんなに素晴らしいサービスや商品があっても知ってもらえなければ存在しないのと同じこと。

商品やサービスにフィットする、印象に残るネーミングが作れれば驚くほど結果に差がでます。

文字翻訳では世界は狙えない

おかしな日本語のサイトをよく見かけますよね?

海外の企業で日本語のウェブサイトを作る時は、ほとんどの場合翻訳を外注します。

ただ残念なことに、日本語は英語などメジャーな言語と文法構造に大きな違いがあるにもかかわらず、翻訳は文章単位やフレーズ単位で外注されるため、デザインにフィットしていなかったり、日本語なんだけど文脈がおかしかったり、全体で統一感がなかったり、前後がおかしかったりしてしまいます。

更に、文化や風習が違うため、独特の言い回しさえも文字通り翻訳されてしまうことが多いため、日本人からするとものすごく不自然な日本語サイトになってしまうのです。

これと同じように日本人が海外進出を狙う場合、単純にサイトを翻訳すればいいだろうという考えでは、まず失敗します。

現地の文化・風習に合わせたローカライズを

世界に向けて商品やサービスを発信したいと思ったら、現地の市場調査から始めて、コンテンツを現地の人が自然に読めるコンテンツに翻訳する必要があります。

これは、文字を翻訳するだけの翻訳者や通訳者には絶対にできないことです。

商品やサービスのビジネスビジョンを理解し、文化の違いを理解し、マーケティングを理解した上で、現地の言葉でコンテンツを再構築できるコピーライターに相談するのが最速・最短で効果を出す歩法です。

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